【文転を決断】同志社大学商学部に合格!原郷さん編

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みなさんこんにちは、武田塾の高田です。
今回も武田塾で特訓をして、第1志望の大学に合格を掴み取った生徒さんの合格者カレンダーをお届けします。

今回紹介する生徒さんは武田塾 滋賀彦根校に通いながら関西のGMARCHと呼ばれる平均偏差値は60.4の大学群「関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)」に分類され、かつ関関同立のなかでもほかの大学よりも頭1つ抜けているとも言われる、1番高いレベルを誇っている同志社大学 商学部に合格を掴み取った生徒さん、原郷さんです。

同志社大学は京都市内と京都府南部にキャンパスを構える私立大学で偏差値は52.5〜62.5となっており、今回合格した商学部の偏差値は60.0~62.5で最低合格点はなんと73.8%とかなりの水準を誇っています。

英語ができれば受験を制すとも言われるほど重要な科目の1つである英語ですが、同志社大学の文系科目で合格をするためにはおおよそ9割程度の得点が必要とも言われているほど。

今回は、そんな大阪大学に合格を掴み取った原郷さんの合格までの道のりや受験勉強のエピソードを徹底分析していきましょう!

出身高校は8時間授業の土曜講座!?

原郷さんが通っていた高等学校は8時間授業があり、土曜講座や長期休暇中の補習等も用意されているスパルタ高校。

スパルタな高等学校に通っている生徒さんの場合、参考書学習の時間を取ることが難しく、高校2年生の9月から武田塾に通い始めるものの、原郷さんも最初のうちは参考書学習の時間を確保するのにかなり苦労します。

武田塾に通う前は国語と英語が全くできない状態で、進研模試で出た英語の偏差値は42、国語の偏差値は47とどちらも50以下だったのですが、まさかの「文転」をしました。

理系の時は北海道札幌市北区に本部を構える国立大学で、理系だと偏差値が59~70。東京大学・京都大学・名古屋大学・東北大学・北海道大学・大阪大学・九州大学などの難関大学が分類されている旧帝国大学7校の内の1つであり、THE大学ランキング日本版2022では国内で6位に選ばれた難関国立大学「北海道大学」が志望校でした。

文系に変更したため、英語は何が何でも極める必要があると思った原郷さんは定期テストに向けて参考書を活用しながら独学に励みますが、学校の勉強で忙しいためあまり時間を確保することができず、また英語長文の暗記テストだったため、成績には繋がらず、英語で挫折しかけます。

偏差値も偏差値のためかなりピンチな状態でしたが、文転したため北海道大学から同志社大学を志望校に変更しました。

文転をしたきっかけ

最初は理系科目が得意だったので理系に進んだ原郷さんでしたが、志望校の学部を決める際にやりたいと思える物事がなく、一時は北海道大学の総合理系を目指しますが、自分の目標ややりたいことが理系では見つからなかったため文転を決意したそうです。

高校2年生の7月までは独学で勉強を続けましたが手応えは微妙。

全受験生が取り掛かると言っても過言ではない「Next Stage 英文法・語法問題」が終わらなかったため、武田塾の無料受験相談に行きアドバイスをもらい、その後の夏休みの期間は武田塾の無料体験を受講したところ、宿題を出されたことで今までよりも勉強速度が上がり、モチベーションも上げることに成功しました。

今までは独学で自由に勉強をしていたものの、武田塾で受講したことをきっかけに勉強計画を定めた計画的な学習方法にシフトチェンジをします。

無料体験で受けた武田塾の指導方法・勉強方法に惹かれ、武田塾に入塾を決意。
9月から入塾をして英語の勉強を始めました。

元々武田塾チャンネルのファンだった??

原郷さんは武田塾チャンネルが好きでもともと見ていたため、武田塾のことは知っていました。

実際に独学で勉強をするときも、武田塾のルートに入っている「Next Stage 英文法・語法問題」に取り掛かり、勉強する時も武田塾チャンネルを参考に進めていましたが、実際に武田塾で無料体験をしたところ勉強が変わったことを実感できたため入塾を決意したとのことでした。

武田塾に通い始めてから変わった勉強方法

武田塾に入塾してからは1日の課題が明確になったそうです。

また、武田塾では参考書学習が主流になっており、一般的な塾や予備校のように授業は行いません。そのため1人ひとりのペースで、また1人ひとりがいつ何をやらないといけないのかにフォーカスを当てて進めることができます。

原郷さんは武田塾で特訓を受けてみて、気軽に相談できる仲間の存在が大きかったと言います。

入塾当初に使っていた英語の単語帳は?

入塾当初は学校で配られていた単語帳を使用していたのですが、入塾のタイミングで単語帳を変更。「システム英単語」を使用し、英文法は変わらず「Next Stage 英文法・語法問題」で勉強を進めます。

高校の授業や課題を少しずつ削り、武田塾での学習に時間を割いていきました。
学校の授業中に内職をして武田塾の勉強をしていたこともあり、友達に内職を注意されたこともありました。

忙しい時期も多々ありましたが、武田塾を信じて頑張ったとのことです。

同志社大学合格までのスケジュール

3学期からは、武田塾の特訓に英語に加えて物理と化学を追加しました。
高校3年生の5月に文転をしたので、それまでは理系のスケジュールで勉強を続けます。

高校2年生の3月に勉強するべき理解科目の数が増えたことにより時間がより足りなくなり、焦り始めた他t目気合を入れ、その時は1日7時間は勉強する時間を確保。現役生で1日7時間もの勉強時間を確保するのはなかなか難しいのですが、原郷さんはどうにか1日7時間は勉強時間を確保しました。

入塾して半年。高校2年生の終わりころには武田塾の英語ルートではMARCHレベルを達成。かなり早めの速度で進みます。

武田塾では段階を設けており、受験生は全員基礎レベルである日大レベルから勉強を始め、段階突破テストで8割以上をクリアしないと次のMARCHレベルに突入することができません。

日大レベルは基礎学力ではありますが、基礎学力があってこそ応用問題を解くことができ、基礎知識の引き出しをいかにうまく使うことができるかによって偏差値や実力も大きく変わってくるので、受験で1番大事なのは基礎学力と言っても過言ではありません。

基礎学力を習得するのにはかなり時間を要し、日大レベルの段階突破試験は基礎学力がしっかりと身についていないとなかなか突破することができないので、半年で日大レベル突破というのはかなりの速度です。

そんな原郷さんは「システム英単語」と「Next Stage 英文法・語法問題」が終わった後は「入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)」「大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション1 スタンダード」「関正生のThe Rules 英語長文問題集2入試標準」に取り掛かり基礎学力を徹底的に身につけていきました。

MARCHレベルでは難しい長文を読んでさらに実力を身につける

MARCHレベルでは、より難しい長文にも挑戦し「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(2 応用レベル)」「関正生のThe Rules英語長文問題集3入試難関」に挑戦。ここら辺の問題集の問題にも対応できるようになると同志社大学の合格も見えてくるのですが、ここら辺はギリギリ行けるまでのレベルに持って行くことに成功。

文章単体を読むことはクリアしますが、長文の読み方に苦戦。
文章全体の構造理解に悩む時期がありました。

そんな時は武田塾の講師にアドバイスをもらいます。「段落ごとに意味を考える」「音読まで固まりごとに読む」という2つのアドバイスをもとに練習したら徐々にできるようになったそうです。

高校2年生の終わりに英語が固まればある程度合格は見えてくるもの。
しかし、この時はまだ理系志望だったため焦りは消えません。

高校3年生の課題は国語

高校3年生の課題は英語と並んで苦手科目だった国語です。

上述の通り、高校3年生の4月時点では理系選択だったのですが、この時点ではやりたいことが見つからず、悩んだ時期がありました。文系に行きたいと思うものの、国語が苦手だったので理系のまま勉強を進めてきました。

しかし、国語と同じくらい苦手だった英語を克服したことがきっかけで国語も乗り越えることができるのではないかと思い、文転を決断します。

当時の国語のレベルは、国語の問題を解き、わからなかった問題の解説を読んでも解説自体の日本語さえも理解できない状態。なぜ問題が解けないのかを考えた時は、設問の意味が分からない場合もあるレベルでした。

武田塾の国語の参考書ルートを参考に読み方を意識して勉強に励む日々が続きます。

使用した参考書の中で1番印象に残っているのは、読解のテクニックがたくさん書いてある「大学入試柳生好之の現代文プラチナルール」ですが、当時は何を言っているのかわからない状況でした。

内容が難しかったのですが、決してあきらめずに1つずつ正確に理解していくことを重視して勉強を続けます。

印象に残っているエピソード

英語の克服が思っていた以上に余裕だったため、国語も行けると思い文転したものの、国語の成績が思っていたよりも伸びず、参考書自体は進んでいるものの、模試ではなかなか結果が出ない日々が続きます。

国語の模試で行き詰ったときは武田塾の講師から「文章から筆者の意思を正確に読み解くためのテクニックを学ぼう」というアドバイスの元、テクニックを学んで対策を実施しました。

そこからは自分の中でもある程度感覚がつかめるようになり、過去問ではいい点数を取ることに成功。

実際に国語の対策を進め、問題を解く時は視野を狭くするのではなく、文章全体を正確に捉えることが重要ということに気が付きます。全体をとらえるという意味では、全ての文章で活用することのできる要約の際の着目点や捉え方等の技を教わりながら「現代文読解力の開発講座」の要約に取り掛かりました。

理系を活かして、苦手科目を克服して同志社大学合格|まとめ

元々理系選択だったため、数学は得意です。
苦手科目だった英語と国語を固め、過去問には11月中旬から挑戦。

11月・12月・1月と徐々に過去問の点数を上げていき、12月時点では合格最低点を突破し2月に同志社大学本番の入試を迎えました。

実際に入試を受けてみた手応えとしては五分五分だったので、合格を知ったときは安心したそうです。

併願としては、同じく関関同立に分類され、兵庫県西宮市に本キャンパスを構える私立大学の関西学院大学に出願。関西学院大学は『Nature Index 2021』ランキングで国内の大学で第25位に選ばれ、偏差値は47.5〜62.5となっています。
『Nature Index 2021』ランキング

関西学院大学の結果は補欠合格。
第1志望だった同志社大学への進学を決めました。

原郷さんは最初からとても勉強ができたというタイプではなく、着実に泥臭く努力して今があるという生徒さんの1人。合格した今だからこそ思うことや受験生に伝えたいことを聞いてきました。

受験勉強をしていく中で苦しい時期は絶対にあると思っていて、成績が上がらなかったり、参考書をうまく使いこなせなかったり等という時期はあると思いますが、そういう時こそモチベーションを自力で上げることが重要であると原郷さんは話してくれました。

今回は、英語と国語の文型科目が苦手な中、何度壁にぶつかっても武田塾の先生と一緒に乗り越え、正しい努力をして戦略的に学ぶことで文転してでも同志社大学に合格できるということを教えてくれた生徒さんでした。

みなさんも諦めずにコツコツと努力を重ねて志望校合格を目指しましょう!

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  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!